宇和島運輸フェリーの運航するフェリーにて。ちょいと家族旅行に出かけた際のお話です。
目次
令和6年(2024年)8月3日時点でのお話です。
平凡な内容ですがフェリーで愛媛県八幡浜港から出港して別府港に着くまでの、3時間弱の船旅のお話。運賃について写真入りの説明が見当たらなかったので1等料金について記事を書きます。
可能な限り写真に撮りましたので、これから出発される方のお役に 立てましたら幸いです。
まず、結論から言いますと。
1等客室。お値段以上の値打ちがあります。
では順を追ってお話を・・・。出発は土曜日の朝。休日の混雑を予想してフェリーは電話予約しました。まずはネットで宇和島運輸フェリーのホームページをチェック。運賃表を見てしばらく考えました・・・。
1等が7,100円。2等が4,200円。この違いが謎。
「2等」と追加料金が必要な「1等」、「特等」。この違いがよく分からなかったのです。最も安い「2等4,200円」と「1等7,100円」では1名あたり2,900円の差額があります。ええ、ふだんならどケチの私。2,900円の差額を出すくらいなら旅先で何かおいしいものでも食べたいところです。
が、今回は。膝の水を抜くために通院する母73歳と足が不自由な妹が一緒の旅。もし座席がなかったら立ったままの乗船となる・・・?。謎。もしものことを考えると不安になり、1等料金で予約しました。
(電話で一応尋ねましたが2等料金は自由席です。座席の確保はできないそうです。混雑具合が予想できず、1等料金にしました)
フェリーを電話予約。マイカー乗船の方は車長を聞かれますよ!
電話予約です。マイカーも乗船される方は車長によって料金が異なりますのでご準備ください。私は 車検証が手元になくて「日産ノートです。あの、日産ノートなんですけど」と自信たっぷりに答えましたが「ノートはグレードによって車長が違いますので、車検証を確認してください」とのこと。すいません・・・。
この時、フェリーでの料金体系イメージは 2等=自由席 1等=指定席 特等=ファーストクラス(乗ったことないけど) といったところでしょうか。
今回は女4人の親子旅。母73歳と40代の3姉妹。日産ノート(しつこい)に乗り込んだ4人の船旅です。
八幡浜港を朝6:20発。別府着は9:10の船です。マイカーでの乗船には出港の30分前集合をお願いします、とのこと。こちらは朝5:30の八幡浜港の様子です。港に着いたら代表者1名(わたし)が車から降りましてこちらのロビーに向かいます。ここでもマイカーの車長などを用紙に記入しますので車検証を持って行くと便利ですよ。
私は用紙に記入するということを知らず、1度並びなおしました。
先に用紙に記入してから並ぶと圧倒的に時短です。
こちらの用紙に記入します
車検証をお持ちになるとスムーズです
同乗者の年齢も記入します
年齢って、いざ書くとなると記憶が曖昧です・・・。ご確認ください。
やっと、乗船。
こちらが1等客室内の様子です。完全個室!
靴を脱いでリラックス、どころか(笑)すぐに横になりました。
出港時刻が朝6時20分です。香川県高松市を夜中の2時に出ましたから。全員がマジですこーんとすぐに寝ました。この睡眠時間。ほんとにほんとに、ありがたかったです。泣くほど快適でした。猛暑の8月です。ここで旅支度が整いました。
1等客室。旅に備えて体を休めたい方にオススメ。
なんせ、完全個室です・・!
椅子に座れたらいい、読書でもしようかな。窓から景色を眺めていたい。そんな方には不向きかも。 実は完全個室と知らなかったので、周囲の視線を気にして(寝たいと思っていたので)スカートは やめてズボンにしよう、とか考えてました。でも安心してくつろげるプライベート空間で嬉しかった です。
「予約している」という安心感が旅を豊かにする。
フェリーに乗船の際、車から降りて駆け出す乗客の方を見かけました。混雑時は特に焦ります。でも予約しているという安心感から、ゆっくり車を降りて移動できました。スタスタと歩けない家族を連れての移動だったので本当にありがたいです。
余談ながら足が不自由な妹は障碍者手帳を持っております。装具を付けてゆっくり歩くことができます。フェリー乗船自体は障碍者割引で半額ですが、1等客室をグレードアップ選択したら半額にはならないとのことでした。本来の半額割引を放棄したわけですが、じゅうぶんに価値はあったと思っています。
帰路でもこの「充電休息タイム」があるのだ。という安心感がありがたいです。
良い船旅を!
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