はずれでした。

ええ、宝くじにはずれました・・・。まあ、見事にスコーンとはずれましたね。いやー、何回も念入りに見ましたよ番号を。老眼が始まったということもあって、さらに確認しましたが、はっきりとわかりました。ええ、はずれです。厳密に言うとあれですね、300円はもらえます。300円の当たりです。

でも、「はずれた」と断言していいレベルではずれてます。確実にはずれでした。思い残すところなくはずれでした。もうこれ以上の確認はいいだろう。と思ったけど9月2日がくじの日ってことで、敗者復活戦あるみたいです。なんで一応まだ吉報待ってるよって、宝くじには祈りを捧げました。

実は、あまりにお金が欲しくて。宝くじ（バラ）を3,000円分買いました。人生で何度目かの宝くじです。今回は縁起の良い日を調べて売り場まで自転車で走り、売り場のおばちゃんに「バラと組みはどっちが当たりやすいですか」と尋ねてまで、買いました。おばちゃん、困らせてごめんね。すごくすごく期待してしまうので、はずれると毎回悲しくて悲しくて怒りがこみ上げます。で、もう二度と買うもんかーって思って、しばらく買うのを控えます。

で、その痛みを忘れた頃に、また性懲りもなく買うわけです。たまたま買った3,000円分の宝くじが当たるだなんて、確率的にはひじょうに低いものです。でも、買っちゃったら、なぜか期待しちゃうんです。ああこれでポルシェ９１１が買えるって、何なら安心してたりした。ばかばか、私のばか。東南の方角の押し入れに入れて、リネンの布に包んでおいたからあーもうこりゃ安泰だななんて、ばかばか。私のばか。安泰どころか3,000円マイナスじゃないかーーー。

抽選日までは真人間でした。いま悪いことできない。神様が見てるって思ってたから、道端に落ちてるごみも拾う真人間でした。はずれて、元の私に戻りました。（コト・・。マイクをステージに置く音）私たち、ふつうの女の子に、戻りますっつって。47歳だけど。

あーお金が欲しい。

宝くじってものを最初に思いついた人、すごいですね。いきなり現金があたるっていう、すごいドキドキと非日常。夢みたい（夢だったんだよってばよ。）

浜田省吾さんの名曲「丘の上の愛」の歌詞には

愛が買えるなら その涙の理由を教えて。。　というフレーズがあります。

私は最近

お金が買えるなら　・・・　と替え歌で口ずさんでおります。

って、そのお金がないんだよーっとひとりでくすくす笑いながら。節約のために自転車こいでます。どこの世界に、こんな貧しいポルシェオーナーがいるでしょうか・・・。つづく。911に乗るまで、つづく。